――M男クンはどう見抜くんですか？

「爆乳が好きな方はMが多くないですか？」

――分かります！

「寄ってくるんです。でも、本物の女王様が好きなわけじゃないから、『いい子だね』ってかわいがるのがすごく好きなんです。だから、相手が望んでいないことをして興奮するようなタイプのSではないです」

――論理的ですね。

「相手がイヤがることをして、イヤがっている姿を見るのが性的に興奮するSっているじゃないですか。凌辱プレイが好きな人とか。私はそういうタイプではないんです」

――プライベートで授乳手コキを求める人はいましたか？

「『してほしい』と言われたことはそんなにないんですけど、私からします。といってもAVみたいな授乳手コキの姿ではなくて、69の姿で乳首を舐めさせて手コキはします」

――面白いドMの人はいましたか？

「『ビンタをして』と言われたことはあります」

――本物ですね。おっぱいビンタをされたい人はいましたか？

「おっぱいビンタはかわいくないですか(笑)。全巨乳好きが喜ぶプレイです」

――基本ですね(笑)。ちなみに好きな体位はなんですか？

「男性側がSだったら寝バック。Mだったら騎乗位です」

――性感帯はどこですか？

「首を舐められるのが好きです。寝バックの状態で手首をつかまれ、首を舐められると、制圧されている感じがして好きなんです」

――冒頭でも聞いたおっぱい話に戻るんですけど、おっぱいは感じますか？

「乳首を指でつまむまではいかないけど、めちゃくちゃゆっくり転がされるのは気持ちいいです」

――男性はつまんでコリコリしたいと思うんですけど。

「乳首の皮膚が薄くて、めっちゃプニプニなんです。だから、つままれるのは摩擦でしかなくて全然気持ちよくないんです」

――これは我々、男性は学んだ方がいいです。おっぱいを舐められるのはどうですか？

「舐められるのも気持ちいいんですけど、乳首より乳輪が感じるのでナメクジが這うくらいゆっくりなスピードで舐めてほしいです」

――あと性癖では「視姦」されるのが好きなようですが、どのへんの行為まで見られたいですか？

「オナニーを見られるのも大好きです。絶倫なので1回戦後に、『もっとしたい！』って私が要求するんですけど、相手からは『もう勘弁してください』って言われるんです。でも、私は性欲が収まらないから、『オナニーをするから見ていてね。耳元で言葉責めをしながら、耳を舐めて』ってリクエストするんです」

――なかなかの強者ですね！　セックスを見られるよりも、オナニーを見られる方が恥ずかしいじゃないですか。

「全然恥ずかしくないんです。『めっちゃ感じている顔をしているよ』とか、『さっきまでセックスをしていたのに、まだしたいの』とか言われたら興奮しちゃうんです。超絶ドSの彼がいたから、その人が『自分でオモチャを使ってイケ』とか言われたからかな」

――MからSまでいろいろ経験していますね(笑)。

「当時は立ちバックがめちゃくちゃ好きで、立ちバック姿のままホテルのガラスに押し付けられたり、『繋がったまま、四つん這いで歩け』って言われたり、ホテルのドアの覗き穴を見ながら突かれたりするプレイが好きでした」

――MからSまで素晴らしい対応力だ。視姦が好きってことは、いろんな人に観られるAVは最高じゃないですか！

「そう、ご褒美。ありがとうございます(笑)」

――そもそもはどういうきっかけでAV女優になったんですか？

「きっかけも視姦をされるのが好きだからなんですけど、さすがに自分の性癖を満たすためにAVに出るのは失礼かなと思い、デビューするまで3年間悩みました」

――そういう理由でもOKですよ。

「あとはおっぱいが大きいので痴漢や盗撮をされそうになったりすることもあったんです。だから、『そこまでされるんだったら見られよう』みたいな理由もあるんです」

――なるほど。それでデビュー作はなにをしましたか？

「初セックス、責めまくりパイズリ、3Pをやりました」

――視姦好きなのでスタッフがたくさいる中でのセックスはどうでしたか？

「全然緊張はしなくて、もう興奮しました！　『待ってました！』みたいな(笑)。しかも、焦らされまくって、『ハァ、ハァ、ハァ・・・。チ〇チンはいつですか？』みたいな感じでした」

――嬉しがっている様子は画面から伝わりますか？

「はい。めちゃくちゃ伝わります」

――普通の女優さんは緊張していて、「頭が真っ白」とか言うんですけど(笑)。

「私がカメラの前でエッチをする姿を観て、世界中の男性が興奮するというシチュエーションに辿り着くまで、長い道のりがありました(笑)。だから、『やっと来た！　前戯が長かった』って思いました」

――これまでの人生が「前戯」だったと(笑)。

「そうですね。プレイ的にもめちゃくちゃ気持ちよくて最高でした」