――そういうエッチなことも覚えて、初体験は何歳ですか？

「20歳です」

――えっ！？　遅いですね。モテそうなのに？

「なんだかんだオタクだったんです(笑)。結構なオタクだったんですよ」

――かわいいから男性から声をかけられなかったですか？

「声はかけられるんですけど、『私は二次元にしか興味がないんです』とか、オタクらしいことを言っちゃうんです(笑)」

――それは童貞オタクと同じ思考じゃないですか(笑)。

「そうなんです(笑)。同じことを言っていましたね」

――20歳までお付き合いもしていないんですか？

「当時は部屋の天井にもポスターを貼っている、本当にヤバいオタクだったので、男性と付き合ったこともなかったんです。だから15歳くらいの時、授業中、友達に『セックスってなに？』って聞いたら、クラス中がザワザワした記憶がありますよ(笑)」

――15歳なんて、毎日「セックス！　セックス！」って叫んでいた頃ですよ。セックスという言葉も知らないほど純粋だったんですね。

「イジワルな友達が『セックスってなに？ってあいつに聞いてみな』って言ってきたんです。それくらい性に対して奥手だったんです(笑)」

――その一方でウィキペディアを見たら、風俗にも勤めていたようですが本当ですか？

「ガールズバーの募集があって給料もいいので行ったらピンサロだったんです」

――それは処女のまま入店したんですか？

「処女のピンサロ嬢でした(笑)」

――それはすごい！

「スタッフさんから『フェラチオはどうやるか分かる？』って言われたので、もちろん分からないから教えてもらったんです」

――初めてボッキしたチ〇チンを見た時はどう思いましたか？

「大きいし、硬いし、ビックリしました」

――ピンサロは口内発射じゃないですか。処女なのにいきなり口内発射は抵抗がなかったですか？

「最初は味が苦いと思いましたけど、なにも知らないから、そのピンサロ経験でエッチへの欲望が開花しました」

――それで初体験の相手は？

「ピンサロのお客さんが相手で、あちらから口説いてきたんです。コンドームを常備していたようで、『エッチしてみる？』って誘われたから、『やりたい！』って言ったんですよ」

――すごいスムーズに口説かれましたね。好みだったんですか？

「50代の普通のおじさんでした。あはは(笑)」

――すごい！

「口説く客は他にもいたんですけど、直接『やろうよ』と言われたから、私も『うん』て応じたんです」

――それは夢のある話ですね！

「エッチに対して興味があったんです。それで初体験をしたら、めちゃくちゃ気持ちよくてハマりました」

――若い人よりも、逆に50代のおじさんでよかったのかもしれないですね。

「そうかもしれないです。初体験から気持ちよかったし、最初からイケたんです」

――なかなかの50代オヤジですね。その後、初めて付き合った人とエッチをした時はどういう感情でしたか？

「それは気持ちよかったですね。そこからエッチのスパンが早くなり、デビューまで3、40人くらい経験しました」

――めちゃくちゃやっている人数ではないですね。その中で忘れられないエッチはありますか？

「やっぱり外かなあ」

――「やっぱり」ですか(笑)。

「道路でもやったし、踏切前は最高に気持ちよかったです」

――男性もそういう趣味がある人なんですか？

「野外プレイがOKな人です」

――お互いの趣味が一致したんですね。野外プレイはどこまで脱ぐんですか？

「踏切の前では電車が通過する時を見計らって下だけ脱ぐんです」

――見せ付けないと興奮しないですからね。踏切前も変わっているんですが、もっと変わったエッチ経験はありますか？

「タクシーの後部座席でフェラチオをした時かな」

――まさにピンサロ方式だ。発射までするんですか？

「さすがに発射まではしません(笑)」