スケベな風聞に耳を傾ければにわかに信じがたい話ばかりが次々と……これって本当？　今回は“真相”をすべて調査！

　２０２０年の東京五輪に向けて今、日本中で密かに遂行されているのが、風俗浄化作戦。先日も、こんな噂が飛び込んできた。「福岡の久留米市にあった“花畑”がついに壊滅したそうです」（風俗ライター）

　“花畑”とはご存じ、歴史ある“ちょんの間”街のこと。すぐさま九州在住の特派記者に取材してもらったところ、かつては旅館型のちょんの間が十数軒あったが、現在は普通の民家や旅館が立ち並び、裏風俗は見る影もないという……。「昔ながらの裏風俗が、どんどんなくなっていますね。ただ、こういう時期は、新たなエロスポットが生まれることも多いんですよ。事実、妖しい噂も耳にしますからね」（前同）

　一つ消えれば、また一つ現れるのがエロい噂というもの。そして、噂の中には“本物”もある。そこで今回、本誌特捜班は、街でささやかれるエロい噂を徹底取材。結果、いくつかの希望の光（？）を発見できた。その一つは意外な場所で噂になっていた。

「この前、用事があって、自転車で池袋の“乙女ロード”を通ったんです。時間は夜の８時ぐらい。交差点で信号待ちをしていると、僕の隣に若い女の子がいて、チラチラ見てくるんです」と証言するのは、男性会社員のＡ氏（４５）。ちなみに“乙女ロード”とは通称で、池袋のサンシャイン近くの道。この界隈には、いわゆる“腐女子”が好むアニメグッズや同人誌の店が多数あるため、そう呼ばれているのだ。

　Ａ氏が続ける。「その女の子も乙女ロードにあるアニメグッズ店の袋を持っていました。“あ、こいつは腐女子だ”と思いつつ視線を向けたら、女の子は恥ずかしそうにモジモジしながら小声で“……しませんか？”って。聞こえないから“何？”って耳を近づけたら、“エンコーしませんか”って……」

　突然の申し入れに、彼は仰天。池袋にはアジア系の立ちんぼはいるが、まさか、こんな乙女の聖地で!?　しかも２０代前半のロリ系の大和撫子だ。だが、Ａ氏は一瞬ドキリとしつつも、その場から去ったという。「だって腐女子ってボーイズラブ好きでしょ（笑）。正直、怖くないですか」（前同）

　確かにどんな性癖を持っているのか、見当がつかない。だが、取材を進めると、乙女ロードの美少女立ちんぼの噂は腐女子の間でも有名なことが判明した。「あそこは全国から腐女子が集まってくるからね。で、アニメのグッズなんかを大量に買っちゃう女の子の中には、帰りの旅費も宿泊代もなくなって、その場で援交しちゃうって聞いたよ」（腐女子ＯＬ・２４）

　本誌特捜班が現地を回った折は残念ながら、それらしき美少女は見当たらず。ただ、乙女ロードの近くにはラブホテルも数軒あり、なんとも妖しい匂いが漂っていたのは事実だ。