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ナースが「私のおっぱい触って!」
ならばと、さっそく2本目へ。今度は病院のベッドの上だ。2人のナースに囲まれて、おっぱいを強制的に揉まされるのだが、正面の女の子の胸が揉まれていると、左側から、「あ~、ずるい~、こっちも触って~」 と聞こえてくる。慌てて左を向くと、さっきまで“ずるい”といじけてた子が、乳首をコネコネされ、恍惚な表情で、うっとり感じているではないか!
さらに今度は、「ねぇ、こっちも見て!」と右の耳元で囁かれて、ごめんなさいとばかりに、右を向くとパンティ一枚になっている美少女がモノ欲しそうに佇んでいる……といったように、視点を変えることで、違うエロ景色がド迫力で体験できるのだ。
しかし、こちらもSEXはなく終了。改めて棚のタイトルを見直すと、オナニーやフェラという言葉が入っている作品が非常に多く、本番がありそうな作品が少なそうだ……。その理由は、VRのSEX作品を見て分かってきた。
「ディレクター一人がカメラを持って街で取材するテレビ番組や、AVのハメ撮りなどは、肉眼で見たときに比べて、被写体が遠くに映る広角レンズを撮影に用いるんですが、アダルトVRで使っているのは特赦なカメラのため、広角レンズがないんです。だから肉眼で見るのと同じように、近くの被写体が大きく映り過ぎてしまうんです」(尾谷氏)
確かにVRの正常位シーンを見ると、結合部分だけで顔が見られないし、逆に喘いでいる表情を見ようとすると、顔のアップだけになってしまう。ハメのシーンは、まだまだ改善点があるのは確かなようだ。現状のVRでは、複数の女の子を交互に見られるシチュエーションの作品をオススメしたい。
あと一つ、これからの課題を挙げるとしたら、長時間着用することによる“酔い”は、否定できない。「酔いの原因は、一つではなく複数考えられます。一つは体がVRに慣れていないということで、焦点を合わせることに目が疲れてしまうということ。あと、どうしても撮影時にカメラマンの細かな揺れが入ってしまうこと。ただ、これらに関しては、すぐに改善されていくと思います」(尾谷氏)
VRゴーグルには、1000円ほどのダンボール製のものに手持ちのスマートフォンをセットするだけの安価なものも多く販売されているが、やはり外の世界と、きっちり隔離されるプラスチック製の1万円を超えるもののほうが酔いは少なく、まだ“高級なものほどいい”というのが常識。しかし、これも近い将来、技術が発達し、安くなっていくだろう。
さらに、前出の情報誌記者は、「本当に人気女優と、まぐわっていると錯覚してしまうくらいまで技術は発展します」と豪語する。
アソコの匂いまで伝わるVR登場
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