去る１２月１７日の土曜日、１８時半から東京新宿のライブイベントスペース「ＬＥＦＫＡＤＡ」にて、ＡＶメーカー・ＦＡプロのトークイベントが開催された。
この情報を事前にキャッチした本サイト記者は開場１時間も前から会場入り口に待機。なぜなら、この日はＡＶ界のレジェンド・ヘンリー塚本監督が来場するという情報がリークされていたからだ。

ヘンリー塚本監督といえば、およそ３０年前の１９８５年にＦＡプロを設立して以来、現在までにＡＶタイトル２０００本以上の金字塔を打ち立てたカリスマ中のカリスマＡＶ監督。その作風の多くは昭和を舞台とし、女性の背徳・清貧・不貞などを扱い、好きモノのＡＶファンから絶大な支持を得ている。

そんなヘンリー監督出演の今回のイベントテーマは「真面目ばかりが人生じゃないぞ２０１６」。
なんとも意味深なタイトルである。

イベントは第一部が川上ゆう、武藤つぐみ、涼川絢音の今をときめく３人の女優が登壇し、トークに花を咲かせる。なかでも、３人の出演作を鑑賞しながらのトークは傑作そのもの。女優を前にしてその女優が出演するＡＶを見るなど、なかなか現実に起こり得ることではない。記者は半勃起状態で、腰をくの字にしながら撮影秘話に耳を傾ける。
この日、テーマになったヘンリー監督最新作品は２本。

「やる　匂い立つワイセツ」（川上ゆう・武藤つぐみ・涼川絢音出演／税込３５００円）
「ネコとタチ　濡れて汚れて舐めあって」（川上ゆう出演／税込３５００円）

作品のタイトルを言うだけでも恥ずかしいが、目の前で流れる作品本編では女優さんたちは、もっと恥ずかしいことになっている。こりゃ興奮するなというほうが無理というもの。会場内の日本男児たちも辛抱タマラないご様子。

極め付けは作品と同タイトルのネコとタチＴシャツ。着るだけでワイセツなＴシャツを女優さんたちが恥ずかしげもなく着用。しかも、それを売っていたのだ。将来、必ずプレミアムになることだろう。