乱交パーティ参加がきっかけ

乱交パーティクラブの“常連会員”からソープ嬢への転身を果たした鈴木京香似の和風美人、ケイコさん（４７）は興奮ぎみに語る。
「乱交パーティクラブに入った理由は、主人のあのひと言だったんでしょうね。あれは２年ほど前。私が誘うと“お前、まだしたいのか。勘弁しろよ”と冷たく断ったんです。この人はもう一生、私とセックスするつもりはないと思って」

ごく親しい女友達に相談すると、
「女を卒業するのは早いわ。相手は旦那さんじゃなくてもいいんじゃない」
と、乱交パーティクラブを紹介されたというのだ。

「パーティを運営しているＮさんから電話があったとき、即座に“無理です”と断ったんですが、“とにかく会いましょう”と言われてしまって。でも、Ｎさんに会うと、しっかりした人だし、男性会員もそれなりの地位の人だというから、最初はオブザーバーという形で参加したんです」
パーティは都心のホテルのスイートルームを借り切り、男４～５人、女３～４人ぐらいの規模だった。

「そのうち、私もベッドに引きずり込まれて……。３年ぶりにセックスしたんですが、帰るときにお車代を２万円ももらったんです。その後、数回、乱交パーティに参加すると、初対面の人とエッチなプレイをすることに抵抗がなくなったんです」
だったら、きちんと稼げてプレイが楽しめるソープに挑戦してみようと考えたというから、何がどう転ぶか分からないものだ。

さて、こちらも、ちょっと変わり種だ。昼間はなんとダンスインストラクターをしているという、ほしのあきのような笑顔もまぶしいカオリさん（４５）の理由は、なんと自身の“美意識”。

「ずっと若く見られたいとか、女性らしい体をキープしていたいって思ったとき、私の年齢でも働ける人妻専門デリヘルがあることを知り、思い切って飛び込んでみました」
仕事柄、体のメンテナンスには人一倍、気を遣っているせいか、こんなうれしいことがあった。
「４５歳なのに、お店のプロフィールは３４歳でお仕事をしているんですが、意外とバレないんです。お客さんが私に会うためリピートしてくれたりすると、うれしくて。あっ、勤務して２年経ちますが、プロフィールの年齢は３４歳のままです（笑）」

若さをキープするためには、「もうやめられない」と今は思っているそうだ。加えて、インストラクターをやっているせいか、男性のある部分が気になるというカオリさん。
「夫とのプレイはもちろんなんですが、男性器が人によって、こんなに違うものなのかあって興味津々ですよ。勃ち方、角度、持続力、動きなどもいろいろで、みんな違うんですよね」

変なところに目がいくせいか、プレイ中、客の男も対抗して、彼女の体をまさぐり、乳首の色などを他の嬢と比べる、ちょっと失礼な常連さんもいるそうだ。
ご主人は、デリヘルで働いていることをもちろん知らない。

「でも、バレたら正直に話しちゃうかも。わざわざ言う必要はないなとは思っていますけど……」
とサバサバ話すカオリさん。稼いだお金はもちろんスキルアップのため、有名ダンスインストラクターのレッスンを受ける費用にするという。