私生活でＳＥＸしてもいい！

アイドルの絶対条件といえる“処女性”。確かにアイドルに熱愛スキャンダルなどが噴出すれば、とんでもない大事件になる。
ＡＶ事務所のスタッフもこう言う。
「ＡＶ女優は恋愛も自由ですね。もちろん、堂々と“彼氏がいます”と宣言しちゃうと人気も落ちるので避けたいんですが……それでもアイドルみたいに恋愛は絶対禁止なんてことはありませんよ」

どちらもファンありきの人気商売だが、プライベートまで縛られるアイドルと違って、ＡＶ女優はかなり自由なのだ。
さらにファンとの交流にも大きな差があるという。
グループアイドル出身の悠亜ちゃんによると、
「アイドルの頃は私だけのファンというより、グループ全体のファンのほうが多いですし、“推し変”といって私のファンが別の女の子のファンになってしまうなんてことも（笑）。その点、今は私だけのファンが増えたし、地方のイベントでも会いに来てくれるんです。それが、すごくうれしい」

思えばＡＶ女優は基本的に単体の仕事だ。乱交ものでもない限り、他の女優と仕事をすることもあまりない。
いわば、現場では“お姫様”扱いもされやすい。
「待遇面で変わったことといえば、マネージャーがついたことです。スケジュールの管理はもちろん、仕事がある日はモーニングコールつきで寝坊もしない（笑）。グループアイドルの頃は、スケジュールも全部自分で把握して、一人で現場に行くこともザラだったんで、全然違いますよ」（前同）

こうしたナマの話を聞くと、やはりグラドルよりＡＶ女優のほうが幸せ!?
「ただ、アイドルにはアイドルの良さもあるんです。たとえば、ライブ。大勢のファンの方が来てくれたときの感動は撮影では味わえません。それにグループアイドルの場合、メンバー全員で“頑張ろう！”と、部活的なノリや連帯感があったんです。今のお仕事はやっぱり個々の戦いなんで、寂しさを感じることは正直あります」（同）

確かに、どちらが幸せなのかは一概には言えない。それぞれの感性や求める夢によって変わってくるからだ。
「それでもＡＶ女優の価値が上がっているのは事実。高崎聖子の大ヒットに続けと、芸能美女が大量流入してくるのは時間の問題です」（前出のＡＶライター）
我ら男性ファンは、期待して待っていますぞ！