世話になった上司に甘えて…

一方、お世話になった男性に体でお返しをするこれも、よくあるケース。
白いセーターを盛り上げるバストの膨らみも眩しい町田綾乃さん（３３）は、早期退職するＫさん（５７）を送る送別会の夜、関係を持ったという。
「彼には仕事のミスをかばってもらったりして、本当にお世話になったんです。それに、仕事以外でも心配してもらって、尊敬できる人でした」

綾乃さんは２８歳のとき今の会社を寿退社したが、２年後に離婚。その後、再び雇用された“出戻り社員”だった。
「陰で“バツイチさん”なんて言われたりして、内心傷ついてたんですが、忘年会のときでした。私のことを“バツイチさん”とからかった男性に、いつも穏やかなＫさんが珍しく怒って、“そんなことを言うもんじゃない”って、叱ってくれたんです。あれが、すごくうれしくて」

Ｋさんの送別会が終わると、彼女のほうから「もう一軒つきあっていただけませんか？」と甘えつつ、アプローチ。
「最初からセックスするつもりじゃなかったんだけど、彼が連れて行ってくれたバーで“辞めて、どうするんですか？”と聞くと、“北海道に帰るんだ。女房はついてこないんだけど”と言うんです。その横顔を見てたら、自分の離婚が重なったり、もうＫさんと会えないと思ったりして、切なくなって……」

店を出ると、彼にギュッと抱きついたのも、そんな切ない気持ちからだったという。
「不思議ですよね。ああやってハグすると、自然と体も熱くなって。まあ、離婚してから、ずっと（セックスを）してなかったからかもしれませんが……」
いきなり抱きつかれたＫさんが驚いて、「どうした？　酔ったのか」と言うも、「酔ってない。まだイヤ……帰るのイヤ」と首を振った。

「彼は少しためらってたけど、“いいの？”って小声で私に聞き、ホテル街へ。久々だったから、最初は緊張してたけど、舌でされるうちに太ももまで潮でビショビショで。恥ずかしいから“もう入れて”と、私から言っていました。でも、恥ずかしかったのは、ここまで。彼のオチ○チンが入ってくると、恥もなく乱れまくって……図々しいですよね（笑）」
別れの３月は、“へそ下三寸のドラマ”も盛りだくさんのようで……。