絶頂体位（３）ツインタワー

ピッタリそろえた女性の両脚を真上に持ち上げて挿入する正常位の派生体位。
「この格好で挿入されると、下から上へ突き上げる感じになるので、アレがＧスポットに直撃するんです」

こう話すのは、紗倉まなちゃん。
「自分の足がちょうど男性の顔の目の前になるから、“足が臭くないかな”と思ったりもするんだけど、構わず足を舐められたりすると、もうダメです（笑）。その際、指よりもかかと回りなどを甘噛みされるのが、私は好きですね」

ダイナミックな体位で男女ともに体力が必要だが、時には挑戦する姿勢も忘れてはならない。
「正直、初めて夜を共にする男性に、この体位をやられたら驚いちゃいますが、何回も関係のある方で、マンネリ気味のときに、変化球として使ってもらいたいですね。両足を右左にユラユラされると、当たりどころが変わってイイんです。これも試してください」

絶頂体位（４）大しゅきホールド

前出の上原亜衣ちゃんは、
「エロモードに入るには、ラブラブな雰囲気が大事」
だと言う。
「このラブラブ感を出す一番の方法が男性とギュッと抱き合うこと。体が密着すると、自然にラブラブ感が生まれ、本気でエロモードになることができます」

そのギュッと抱き合う体位が「大しゅき（好き）ホールド」だ。
「要は、正常位で男性にしがみつくだけなんです。このとき、手だけでなく脚も男性の腰に絡ませることがポイントです」

この体位は、別名「中出し固め」と呼ばれ、女性の脚でホールドされた男性は、アレを自分の意思で抜くことができなくなる。
「相手が“マズいよ、中に出ちゃうよ”って慌てる顔を見るのが大好きで、その苦悶の表情に、すごく興奮しちゃいます（笑）」

絶頂体位（５）脚ピン寝バック

ＡＶ男優の森林原人さんも「女性は、挿入しているとき体が密着しているほど感じる」という。続けて、「正常位が好きな女性が多いのも、このためでしょうね。でも、普通の正常位より、さらに体が密着する体位があるんです」
それが脚ピン正常位だ。普通の正常位では女性は足を開くが、脚ピン正常位は足をピッタリとくっつける。

「男が女性の閉じた両脚を挟み込むようにするため、より密着する面積が多くなるんです」
男性の体力の負担も少なく、中高年向き体位といえる。脚を閉じると、もう一つ、いいことがある。
「女性はイクときに太ももにギュッと力を入れるんです。脚を閉じていると、太ももに力を入れやすいので、イキやすくなるんです」

脚ピン正常位は上ツキの女性向きだが、下ツキの女性には逆バージョンの脚ピン寝バックが効果的だ。前出の紗倉まなちゃんも「この体位が大好き」と言う。
「脚ピン寝バックは、男性に覆いかぶせられて、身動きができないんですが、体を動かさなくていい分、よりエッチに集中できて、女性がイキやすいんです」