日本では、約１分４９秒に１組が離婚している。特に、若年層の離婚が急増していて、２０～２４歳で結婚した女性の離婚率は約４割。周りには、若くてきれいなバツイチ女性が必ずいるというわけだ。バツイチ女性は「セックスできないのが悩み」と言う。体を持て余し、悶々とした夜を過ごすとき、どうやって欲求不満を解消しているのだろうか？

２０代のバツイチ女性が急増している理由とは？

今年１月、厚労省が発表した人口動態速報によると、２０１４年の離婚件数は約２２万件だった。つまり、昨年だけでも２２万人以上が"新バツイチ女性"になったことになる。独り身になった女性たちは、いったい、どんな生活を送っているのだろうか？
昨年４月、夫の浮気が原因で離婚した静香さん（３５）が、溜め息まじりに話す。
「離婚後は食品加工会社のパートとして働き、小学１年の娘とアパート暮らしをしています。元亭主からの養育費も滞りがちで、経済的には厳しいし、仕事と家事・育児で自分の時間もない。本当に大変です」

今回のアンケートに答えてくれたバツイチ女性は、こんなパターンが多いのだが、逆のケースもある。
一昨年、働かない夫に愛想を尽かして離婚した看護師の瑠奈さん（２６）は、１歳の子供を連れて実家に戻った。
「子供は両親が見てくれるのでフルで仕事ができるうえ、家賃は要らない。月２万円の食費を入れるだけだから、経済的にも時間的にも余裕ができました」
バツイチ女性の生活は、子供の有無や住む家、仕事などの条件などによって、その生活ぶりが大きく変わるようだ。

「この１０年ぐらい、若くして結婚した女性の離婚率が高くなり、１０代で結婚した女性の約６割、２５歳未満で結婚した女性の４割が離婚しています。最近は２０代のバツイチ女性が非常に増えているんです」（大手結婚相談所・研究員）
今回は、２０代～４０代のバツイチ女性１００人にアンケートを実施したのだが、再婚については〈したくない〉と答えた人が３５％いた（データ１参照）。
理由は「子供が（新しい父親に馴染めるかが）心配」（真理さん＝ ３７）や「前のダンナで結婚はこりごり」（佳子さん＝ ４１）ということもある。
だが、結婚に至らなくても、〈恋愛やセックスはしたい〉という人が９割近くいる（データ２参照）。

「このまま女を卒業するのは、さすがに寂しすぎますもの。心と体と受け止めてくれる男性と巡り合えたらという思いはあります」（智美さん＝ ３４）
まだ２０～４０代の女盛りだけに、"もう一花咲かせたい"というのが偽らざる本音だろう。