舌全体を使って体温を伝える

そうした反応から、相手の気持ちの高ぶりを感じたら、次の段階"脱衣"だ。
「私の場合、上半身は脱がせません。脱がすのはパンツだけ。理由は、体温が高ければ高いほど、神経の働きがよくなるから」
体温を下げないほうが、体は快感に敏感とか。そして、いよいよクンニだが、
「なめているときは、アソコだけじゃなく、顔の表情や腰の動きに注目です。腰が動いているから感じてると思っている人も多いんですが、ズレてるから感じる場所に当てようと動いている場合も。私の場合、感じると陶酔して、動きが止まっている場合が多いかな」

女性の細かな反応を見落とさないことが、クンニ名人への一歩なのだ。
「クリトリスは男性器と一緒と考えてください。亀頭って、いきなり擦られたら、痛いですよね？　クリは亀頭より小さい分、さらに神経がギュッと詰まっています。だから、皮の上からソフトにキスしてほしいな」
手コキを唾液まみれでされると、快感が増すのと同様、クリも唾液で"ベッチョベチョ"の状態で愛してほしいという。舌全体を使って、皆さんの体温が伝わるくらい、ゆっくりベロ～ンとなめるのがコツだ。
また、未来さんは「男性に悦ばれるフェラをする感じでクンニもする」という。
「結局、自分のしてほしいことを相手にして、自分のしてほしくないことは相手にしない。リラックスしてもらえるよう、肌を合わせることを意識して、ひたすら挑戦あるのみです！」

最後に、彼女自身が感じる、そして前出・まなチャンも、無意識のうちに潮を吹いてしまったクンニの絶技を紹介しよう。
「中指を入れてのクンニです。指は出し入れせず、おなか側の膣壁に指の腹を当てて、ソコを撫で回しながらすると感度が上がるの」
まなチャンの膣内感覚では、指が"波打っている"ような動きだったという。
「舌だけじゃなく、唇も使って愛撫してね。力を抜いて、ねっとりゆっくりなめて。クリに鼻を当てるのもポイントです」（未来さん）
感じ始めたら、リズミカルに指を出し入れし、なめる速度を上げて、舌が当たる面積を増やすのが、女性をイカせるコツとか。
「舌を通じて、愛情は伝わると思いますよ」（前同）
愛情を舌に込めて"必殺なめクリ魔"を目指そうじゃありませんか、諸君！