都市伝説と思われた芸能界と風俗の黒い癒着を本誌はつかんだ。関係者によると、６０分５万円でアイドルを抱けるという！

「私が聞いた話だと、朝ドラ女優のＸさんも売れる前は所属していたし、最近バラエティ番組などでも活躍しているハーフモデルのＹさんなんかは今もまだ"ヤッて"いるみたいです」
周囲の目を気にして、ささやくように小声で語るのは、沙耶さん（２３＝仮名）。
巨乳ロリ顔の彼女は最近こそ大きな仕事はないものの、１０代の頃は青年漫画誌で何度も表紙を飾ったこともある現役アイドルだ。
「私はもう（芸能界に）嫌気がさしたから」
そう半ばやけ気味に彼女が打ち明けてくれたのが、なんと、"現役アイドルの裏デリヘル"の実態である。

「仕事があった１０代の頃はそんな話、まったく知りませんでした。でも、仕事が減ってきたある日、事務所の社長に食事に誘われて、その場で、ある人を紹介されたんです」（前同）
それがまさに芸能人デリヘルの経営者だった。むろん、すぐには誘われなかったが、この頃から仕事の内容も変わっていったという。
「社長に説得されて、着エロに近いイメージＤＶＤの仕事をやらされるようになったんです。思えば、あれで"裸を見せる"ことに慣れさせられたような気がします」（同）
露出のある仕事を始めたことで、昔のファンは去り、彼女はさらに売れなくなった。そんな状況の中、
「いい仕事があるよ」
件(くだん)の経営者がここぞとばかりに声を掛けてきた。

ちなみに本誌は以前、大手芸能事務所の"ケツ持ち"を務める暴力団関係者・荒井氏（仮名）から、こんな話を聞いていた。
「アイドルやグラドルが在籍する風俗店があるのはホント。店舗型ではなくデリバリー式で、大企業の会長・社長クラスや、暴力団幹部がよく使ってくれるよ。注文するには直接店に連絡を取るか、もしくは芸能人デリヘルとのパイプを複数持つ"コンダクター"と呼ばれる人間と連絡を取るかの、どっちかだな」

当初、この話を聞いた際はにわかに信じられなかったが、今回の沙耶さんの告白と重ねると、紛れもない事実に思えてならないのだ。そこで再び荒井氏に連絡を取り、改めてくわしい話を聞かせてもらった。
「選ばれた客といえど、好きなときに女の子を呼べるわけではなく、最低でも３日前の予約が必要。売れない芸能人といっても、本業の仕事が入ることもあるし、そこそこ売れてる子なら、なおさらだ。使用するホテルも高級ホテルに限定しているよ。安いホテルだと、従業員がマスコミなんかに売っちゃうからね」
注文の際に、「ＡＫＢの○○みたいな子」「モデル体型で３０歳手前の子」などと希望を伝え、それに見合った子を派遣してもらうシステムで、これを「注文型」と呼ぶという。
「料金は６０分５万円、もしくは９０分７万円が相場で、本番あり。金は事前に客が店に前払いするルールで、女の子は直接受け取らず、あとで店から取り分を渡す」（前出・荒井氏）

芸能人を抱けるにしては安い金額に思えるが、沙耶さんはこう語る。
「私のときは２時間で４万円の手取りでした。事務所から出る給料なんて１０万もなかったから、生活費はそこで賄っていましたし、本当に助かりました。"週に１～２回の仕事を保証する""芸能の仕事が入ったときは断れる"という約束もありがたかったですね」
なにより彼女の決心を固めたのが、冒頭で述べた人気ハーフタレント・Ｙが在籍しているという噂だった。
「私、Ｙさんの大ファンなんです。モデル出身ですごく綺麗だし、バラエティ番組での切り返しも上手だし。あの人も、こうやって裏で努力して這い上がってきたんだと思うと、私も頑張ってみようって」（前同）