絶頂に達した彼女は、しばらく呆然自失。

そんななか、男は正常位の体勢へ。
「すぐには入れず、彼は私の入口のところに先端を当てたまま、クリトリスを親指でグリグリするんです。そしたら、また気持ちよくなって、アソコの入口がヒクヒクして。"このヒクヒクした感じが挿れられたときの感じかな？"と、勝手に想像していました」

クリの刺激で快感を覚えている間も少しずつ、アレは挿入されていたようで、「もう半分ほど入ったよ」と男に言われるまで、彼女は破瓜に気づかなかった。
「ナカで何かが引っかかっている感覚でした。嬉しいとか悲しいではなく、"ああ、やっと女になれた"って、呆気ない感じでした」

だが、男がさらに奥に進めると、激痛が走り、「いたああーー！」と絶叫。
涙も出たが、「必死で彼の二の腕を強く握っていましたね。で、奥まで入ったところで抜いてもらって……。最後、彼は自分でして、精子が出るところも見せてもらいました」

そんな秘密体験を経て彼女は現在、件の彼と交際中だという。
「ただ、初体験のときは血が出なかったのに、いまの彼と初めてしたときは血が少し出ちゃったんです。"生理？"と聞かれたから、適当にごまかしました」

そう微笑む彼女は、４４歳までオボコだったとは思えないほど色っぽかった。

セックスレスや高齢処女からの相談を受けるカウセリングルーム『せい』の主宰者、キム・ミョンガン氏によると、４０代処女には２つの特徴があると言う。
「１つは上昇志向の強い女性。仕事も真面目で、男に負けたくないというタイプ。２つ目は両親が厳格で家の中で性的な話は一切なかった、というケースが多いですね。ちなみに、彼女たちは"なんで処女なの？"とこっちがビックリするほど、綺麗な女性ばかりです」

また、佳奈さんのように恋人ができた途端、恋人以外の男性と初体験を済ませるのも高齢処女の特徴だ。
「その場合、"お父さんみたいな人がいい"という女性が大半です。自分がどんな姿を見せても可愛がってくれる父親のような男性を求めているんです」（前同）

もしかして、彼女たちの初めてを奪うのは我々"お父さん族"なのかも!?