――セカンドキャリアを考えつつAV女優をやっていますか？

「半々ですかね。今回のブランド展開は本当にやりたいことで、きっかけがあって始めました。AV女優としての小島みなみですが、いつかは『犬の人』になれたらいいなという考えもあります。でも、シフトチェンジするというよりは、結果的にやりたいことをやったら幅が広がったイメージです。だから、こっちをやって、こっちも頑張ろうというより、どちらもやりたいことなので、両方やっていこうという感じです。いつかワンちゃんの会社がうまくいくように頑張りたいです」

――6月から「＃小島みなみがブランド立ち上げるまで」をSNSのXで展開していました。ブランド立ち上げ時に苦労した点はありますか？

「メールのビジネスマナーでは、書き出しが『お世話になってます』で始まりますよね。18歳でセクシー女優になったため、そういった人生を歩んでこてなくて大変でした。ビジネス敬語が本当に分からなかったので、ネットで調べてコピペしてやっていました（笑）」

――そのハッシュタグを見て、ファンの方からなにか言われましたか？

「『なにかやっているの？』と聞かれたので、『ワンちゃんのハーネスのブランドを立ち上げている』と答えました。ファンのみなさんは最初、普通のアパレルをやると思っていたようで、『ワンちゃんの、しかもハーネスなの！？』という反応でした。みなさん応援してくれていますね」

――先ほどおっしゃっていた、セクシー女優以外の社会経験が初めてということで、ビジネス上で驚いたことや、面白エピソードはありますか？

「普段、担当マネージャーさんがすごくちゃんとした文章でLINEを送ってくれるんです。私がスタンプで返しても、ちゃんとした言葉で返してくれるので、なんとなくビジネスマナーは分かっていました。あとは、作品で会議のシーンや会社の上司役があるので、そういったこともなんとなくは知っていました。でも、正しいビジネスマナーや文章については、ネットで検索して調べました」

――所属事務所がしっかりしていると、女優さんも自然と学ぶんですね。

「商談で大阪に行ったんですけど、自分で新幹線のチケットを初めて取ったんです（笑）。いままでマネージャーさんが全部やってくれていたので、集合場所に行けばオッケーだったんです。だから、今回は全て自分でやらないといけなくて大変でした。でも、いろいろと知れることが多く、勉強することがたくさんあって、自分の伸びしろをすごく感じています。だから、めっちゃ楽しいです！」

――伸びしろはめちゃくちゃありますよ！

「物を作るということは、いろんな人が関わり、いろんな思いが込められて、一つの作品が出来上がるんだなと実感しました。駅に貼ってあるポスターを見ても、『これは誰かがデザインしたものなんだな』と気づき、一つ一つの物事に感動するようになりました。洋服屋に行っても、『このタグはこの紙なんだ』と気づけるようになり、感性がすごく磨かれた気がして楽しいです」

――今回はAVの話ではなく、ワンちゃんのための商品開発をした話をしてくれました。こちらのブランド展開を今後も期待しています！

【小島みなみ　Minani Kojima】

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• Instagram：https://www.instagram.com/kojima_minami_373/
• LOU LOU販売サイト：https://louloudog.official.ec/
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• インタビュー・構成：神楽坂文人　https://twitter.com/kagurazakabunji
• インタビュー協力：マインズ　https://x.com/mines_pro