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エスワン専属AV女優・架乃ゆら連載コラム!2024年8月号

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「この記事はFANZAニュース2024/8/26に配信されたものです」
FANZAニュース『エロネタ』

ゆらゆらDreaming
毎月ゆる~くゆらゆら宣言!2024年8月号

FANZAニュースをご覧の皆さんこんにちは!
ついに引退!架乃ゆらです。

いよいよ今月引退作であるが発売されます。
7年間やってきたAV女優もここで終わりとなります。

今までの人生においてこういった節目みたいなものは思い返せば学校の卒業くらいしかないので、最後に学校を卒業したのが高校生の時なので久しぶりの節目になります。

普通の家庭で生まれて普通の両親のもとで普通に育ったのですが、いつからか「普通の人生は送れない」と思っていました。

気質として目立ちたがり、面白いことがしたい、人と違う選択をしたいというのが沸々とあり、テレビの中の芸能人に憧れるものの突出した才能やビジュアルを持っていなかったので幼心から諦めがつき、だけど普通の人のように目標に向かって真面目に努力するのもやりたいことより今日を生きるためを優先して働いたり、そういうのにも不向きなのもなんとなく自覚していました。

いわばどっちつかずの状態で学生時代が終わってしまい、人生ゲームの先のマスが途切れてしまった気がしていました。

でもこうなったら自分の守りたいことよりももっと想像の斜め上をすっ飛んでいくようなルートもありだな〜と思い、AVというお仕事にたどり着きます。

いろんな媒体で話したことがあるのですが、最初はAVの世界がどんなものかわからず、さまざまな創作物やニュースでたまに見かけるような怖くて恐ろしい世界かもしれないと思っていました。

でももしそうでも最悪もういいや。

幸い当時のわたしは若かったし外見もたまに褒められることもあったので、そこまでメチャクチャに売れずに凄惨な末路を辿ることにはならんでしょ!とかなり楽観的でした。

これは今でもそうなのですが、自己評価と他人からの評価は全くの別で、それが商業的に数字になる場合は特に自己評価はそこに全く介入せず他人からの評価が100%だと思っています。
なのでAVを始めるにあたってあれこれ自分で勝手に考えていろんな想定をするよりもさっさとその業界に入ってしまって評価対象になろうと思いました。

そして今の事務所へ入るのですが、きっかけはインターネットの検索エンジンに引っかかったからです。

皆さんも試しにGoogleでAV事務所と検索してみてください。
ものすごい数の事務所のHPがヒットするはずです。

ものすごい数の事務所がヒットしたので次はどこの事務所にしようかなと画面とにらめっこです。

まず当時のわたしでも知っているような女優さんが在籍しているところは避けました。
なんとなくそういうところにわたしが入ったとしても面倒見てもらえなさそうな気がしたからです(多分そんなことはない)。

次にHPが見やすくて分かりやすいところを探しました。

ほとんどの事務所のHPはとても丁寧に作られているのでここはもう直感というオカルトじみたものになってしまうのですが掲載されている写真や文章を見てなんとなく“大丈夫感“があるところをいくつかピックアップしました。

最後に在籍されている女優さんを見ました。

そこで今の事務所のLINXが一番いろんなタイプの女優さんがいると感じ、ここならわたしでもなんとか調理してくれるやろと決めてからはすごいスピード感で東京へ深夜バスで向かい事務所へ行き面接をし在籍が決まりました。

AV事務所へ入るのは世の中いろんな事務所がありますが多分どれよりもハードルが低い気がします。

大抵のタレント事務所はオーディションや書類選考があったり養成所に入ったり、そもそもその業界への伝手がないと入り口に辿り着くことすら難しいです。

そのぶんAV事務所はわたしのようななんもわからん、わからんなんも…のような人間でも辿り着くとこができます。

それが一般倫理的にどうなんという話は置いておいて。

当時も今もSNSをちょっと調べたら業界に詳しくアドバイスをしてくれるような方はいるので本当になんもわからんのであればそういう人の手を借りるのもアリだと思うのですが、決断に自分以外の意思が介入してしまうと何かあった時にその人に責任を負わせてしまうような気がわたしはするので、原始的に1から検索するという手段を取りました。

AVデビューしてからは正直運とタイミングに恵まれ続けたと思っています。

デビューして割とすぐの頃に恵比寿マスカッツへ加入し、まさか歌とダンスをやることになるとは思っていませんでしたが子どもの頃から好きだったバラエティをさせていただき、エンタ!959さんにて冠番組になる『架乃ゆらのLOVE昭和』がスタート、FANZAニュースさんで連載コラムを始めて…。

今の架乃ゆらの土台部分はデビューしてすぐからさせていただいたお仕事により形成されていった気がします。

インターネットネイティブオタクだったのも功を奏してSNSもそれなりに上手く立ち回れたし、お仕事で忙しくさせていただきお仕事の成功がモチベーションになりつつたまの休みにはもともとインドア多趣味だったので引きこもりながら充実し、猫ちゃんなんかと一緒に暮らし始めたりなんかして。

これ以上はきっと鼻につく自分語りになってしまうのでやめておきましょう。

でもこうしてざっと人生を振り返ってみるとかなりなんとかなるやろ精神でヌルヌルと生きながらえていたことがわかります。
そうでした。

元来わたしはなんとかなるやろ精神でヌルヌルと生きる人間なのでした。実は最近AVを引退したはいいもののさてここからどうしようかな〜と一息もふた息もついてちょっと考えだしていました。
考える時間もそれなりに必要ですがAVデビューするぞと決めてからの初速の時わたしは考えるよりも行動が先だったことをこの文章を書くまで忘れかけていました。
初心に帰りヌルヌル人生をこれからも頑張ります。

さて、ここで最後のAVのお話に移ります。タイトルは『かのゆらすと』。

かのゆらすと(S1 NO.1 STYLE)

 

まずはこうして引退作を撮っていただいたことがすごくAV女優として幸せなことだと思います。
本当にありがとうございます。

監督はデビュー作も撮っていただいた紋℃監督。
デビューから引退までをエスワン専属として過ごせたこと、またこうしてデビュー作を撮っていただいた監督に引退作も撮っていただけたこと。

自分でいうのもなんですが愛されてるなあ、ありがたい限りです。
皆様のおかげです。

内容に関してですが、引退作ですが新たに何かを解禁したり大大大乱交とか派手なものでは決してないのですがとても丁寧に、綺麗に、いつも通りに撮っていただいた印象です。

撮影中は引退するという実感があまりなく、全ての撮影が終わってマネージャーさんの車で帰っている時に引退した日の野球部ってこんな気持ちなのかなーと話したのを覚えています。引退したのは自分なのに…。

でも野球部も3年間必死に野球に打ち込み、それが季節が来るとおのずと引退することになり、今まで当たり前にこなしてきたことを明日からやらなくていいんだとか自分の中で大きな要素だったものがぽっかり抜けて体の力がどんどん抜けていく感覚とか、現場終わりのわたしと想像上の引退した野球部の丸坊主くんは確かに似ている気がしました。

今こうしてコラムを書くために撮影後数ヶ月が経って作品として見返すと撮影した日のことを思い出して感慨深かったです。
シーンが終わるごとにその場にいた男優さんとハグをしたのがすごく嬉しかった。
現役女優の頃男優さんはお仕事のパートナーとして接していたのですが最後の最後に対人として接することができた気がします。

そんなことを言うと男優さんを人間扱いしてなかったみたいになりそうですがそうではなく!
7年間たくさんの男優さんにお世話になった感謝としてようやく伝えられた気がしました。

撮影後にパッケージ撮影があり、それらも全て終わった後にサプライズでプロデューサーさんからビデオメッセージのプレゼントがありました。

わたしが今まで携わってきたいろんな女優さんや監督さんからのメッセージで、血も涙もないことでお馴染みのわたしですが流石に嬉しく涙が出ました。

でも最後に大オチのような方からメッセージがあり、それはわたしのデビューからしばらく担当してもらっていたとあるプロデューサーさんからで、その方はなんというか非常ツッコミどころがたくさんの方だったのでこの人がトリなんかい!!とさっきまで涙涙だったのに爆笑で終わりました。

なんというかそういう演出(?)も含めて最後まですごく温かい現場でした本当に。

引退作ですが涙涙だけではなくいつも通りのわたしがそのまま映っていて、最後は笑顔でおしまい。

素敵な引退作を撮ってもらえてわたしは本当に幸せです。

さて、2020年から始まったこちらのコラムも実は今回で最終回です。

最後まで読んでくださって本当にありがとうございます!
わたし自身はまだまだ活動していくのでもし良かったら今後も応援していただけると幸いです。

ではまたどこかでお会いしましょう。
ありがとうございました

(文/架乃ゆら
(協力/LINX)
(構成/FANZAニュース編集部)

sans-serif">(構成/FANZAニュース編集部)

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