「男の人にお仕置きされるのが好き。“悪い子だ”と言われながらお尻をパンパンされると、ごめんなさいって言いながらも、アソコが濡れてきちゃう。自分でもＭだと思うけど、叱られるほどかまってもらっている感じで、うれしい」（涼花ちゃん＝２０・学生）というふうに男に支配されることで、かわいい“かまちょ”（かまってちゃん）になれるというから驚きだ。

　性カウンセラーの青山愛さんが、こう語る。「今の若い女の子はまじめで模範的な子が多いです。ただ、その分、主体性があまりなく、何事も優柔不断。デートも、男の人が決めた所についていきたいという考えが強いんです。逆に、今の熟女世代は自立心が強く、男に“物申す”人も多いですね（笑）。その結果、セックスでも自分をさらけ出せず、イキにくいのかもしれません」

　オナニーの頻度においても、年代別に大きな差が出た。表３を見ての通り、新成人女性は「ほぼ毎日」が２０人、「週に１回」が４２人。熟女と比較しても、かなりのオナニー好きだ。何よりも、自慰していることを隠そうとしない。「オナしないと基本、眠れないです。好きなのは、ユーチューブにもある“お仕置きボイス”で、イケボ（かっこいい声）のお兄さんが妹にお仕置きする設定でささやいてくれるの。耳舐めの音とかエロくてヤバい」（梨音ちゃん＝２０・学生）　新成人世代のオナニーはほとんどがスマホ（ネット）を利用し、ＡＶやエロ漫画をオカズにしていた。対して、熟女は「オナニーなんてしません」と言い切る人が１５人もいた。

　またオナニー頻度も「年に２～３回」が最も多く、「エッチしたいと思うときはありますけど、自分で自分を慰めても虚しくなるので、めったにしません」（明日香さん＝４１・パート人妻）と、オナニーに対する抵抗が強い。むろん、中には開き直って、「そりゃあ、しますよ。ベッドの引き出しにはバイブもありますからね。なんかね、この年になると無性にアソコがうずくというか、硬い物を突っ込まないと我慢できないんですよ。彼氏もいないからオナニーしないと、女として干からびちゃいそう」（博子さん＝４５・バツイチ独身）　これも年代の違いか。新成人女性は妄想オナニーを楽しむ一方、妖艶熟女は、とにかく“ヌキたい”感覚でオナニーするようだ。