女性向けＡＶで大人気の体位

また、男性向けＡＶでは絶対ありえないシーンも存在する。
「コンドームをつけるシーンです。これは必ず入れるようにしていますね。女性にすれば、ちゃんとゴムをつけてもらうことで、“私は大切にされている”と思えるんです」（牧野さん）
中出し物なんてもってのほか。コンドームの付け方にもこだわっているのだ。

「やはりコンドームも流れの中で装着してもらいたいんです。よく男性は性行為を中断して、つけますよね？（笑）　あの時間、女性はけっこう恥ずかしいし、ふいに現実に戻されるんですよ。せっかく高まった快感が冷めてしまうんです」（前同）
キスをしながらサッとつける技を、男性は身につけておくべきなのだ。

また、ＡＶといえば、体位もアクロバットで変わったものが多い。
「女性向けＡＶは１～２種類ですね。正常位から座位に体位変換する程度。女性ユーザーにアンケートを取ったとき、ちなみに、意外と人気だったのは寝バックです」（前同）

このように女性向けＡＶには女性の本音、求めるＳＥＸ要素がたっぷりと詰まっており、男性にすれば最強の“ＳＥＸ教材”と言えるだろう。さらに、
「ＡＶは時代を映す鏡なんです。男性向けＡＶでは不況になると熟女や人妻物がブームになるように、時代に影響されるのは女性向けＡＶも同じ。最近、流行っているのは、いわゆる“オレ様系”で、少女漫画に出てくるようなドＳキャラの男性に迫られる内容が受けていますね」（前同）

研究すればするほどイマドキ女子の性実態が分かる女性向けＡＶ。アナタも一度、見てみてはいかが!?