春です。ようやく春がやってまいりました。

　春の訪れを、どのように感じるかは人それぞれですが、とりわけ暗闇が支配する夜の世界では「匂い」を楽しむのことも、趣深い紳士の営みといえましょう。

　実際、鼻腔をいっぱいに広げてみると夜の街にはさまざまな匂いが漂っています。遠くから風に乗って歯込まれてくるほのかな花の香り、酒と油の入り混じった旬采の匂い。それに混じって夜の女性たちの妖しくも華やかなコロンの香りがオヤジたちの脳に感応的な刺激を与えます。

　中でもこの時季に、しっかりと嗅いでおきたいのが女性たちが醸し出す発情の香りです。

　ご存知の方も多いとは思いますが、実は性医学者の中には女性が発する性的な匂いで中高年のＥＤを解消していこうとする動きもあります。

　皆さんの中にも若かりし頃に女性の髪の毛の匂いを嗅いだだけで勃起してしまったという経験を持つ方も少なくはないでしょう。それと同じような論理です。

　事実、女性の毛根からは汗とともに男性を惹きつけるフェロモンが発せられており、この匂いを嗅ぐことで、勃起中枢が刺激を受けます。

　髪の毛でそうであるならば陰毛はなおさらのこと。健全な勃起力を維持するために女性の股間に顔を埋め思いっきりフェロモンを体中に吸収したいものです。

　ただしパイパンには毛根がありません。中高年の方はフーゾクに行ったら、できるだけ剛毛の娘を指名しましょう。