長い自粛生活の影響で、ついつい忘れがちではありますが、男子たるもの女性との街合わせ場所には、走っていかなければなりません。ここで「どうして！」などと声を上げた方は完全にペケ印です。

　いくら携帯で連絡が取り合える世の中になったとはいえ「会いたい」という気持ちを前面に押し出せないような男は、女性のアソコを１ミリも濡らすことはできないのです。

　試しに待ち合わせ場所で相手の姿が見えているにも関わらず、チンタラと歩いて近づいて行ってみてください。よーく観察すると、女性が馬のクソを見るような顔をしていることがわかると思います。もちろん、アソコはカラッカラです。

　しかし、だからと言って最初から走り続ける必要はありません。相手が見える直前から走り始めれば良いのです。

　もっとも効果的な演出は、相手に「ずいぶん遠くから走ってきた」ように思わせることです。相手の前でわざとらしく横っ腹を抑えてみたり、あたかも１００㍍を全力疾走した後のアスリートのように前屈みになって呼吸を整えているフリをしてみてください。

　女性は自分の目の前で息を荒げている男性を見て、思わずセックスを連想し、心とアソコがキュンとしてしまうのです。

　大切なのは「どれだけの速さで突進できるか」ではありません。女性に「会いたかった」という気持ちを全身を使って表現することです。走りに集中して鼻水やヨダレを垂らすようなことは厳に謹しみましょう。

文責：編集長原田